ひぐらしも休止

まぁ、そうでしょうな。
ヤンデレ(暴力系)冬の時代、に片足突っ込んでますが、果たして「のど元過ぎれば熱さを忘れる」のか、それとも今後一層こうしたタイプの作品に冷たい眼を向けられるのか。しかし、そもそもサイコホラーの映画なんて巷にあふれているわけだから、やっぱり流行りモノの受ける仕打ちだよなぁと感じています。
これで、DVDまで出ないとなると、ちょっとアレですけどね。検閲が禁止されている日本ではありますが、世間の目、もっと言えばそれを非難するマスコミによって、事実上の検閲がかけられてしまうのが、現実ですよ。なのでせめてDVDくらいは変更無くリリースして欲しいものですが、ヘタしたら過去作品の販売中止すらあり得るでしょうね。
まぁ、とはいえ、「殺人」が何も解決を生まない、むしろ破滅への鍵になってしまう」という、「ひぐらし」の大きなテーマが完全に無視されて報じられているのは、やる方ないですね。「解」で、その本当の意味で明かされるはずだっただけに、ますます残念でなりません。
そう考えてゆくと、もともとスクイズひぐらしも、狭い市場(PCゲーム市場)、を相手にしていたわけですから、こうして大々的に世に出るにはレヴェルの高すぎる内容だったのかもしれませんね。サブカルチャーの宿命かもしれません。
世間に対する軽蔑ではありませんよ、ただテレビ番組っていうのは誤解をされない程度のレヴェルに低減されていなければいけないというのもまた、現実ですからね。