しんきろう

森氏が首相から、退陣表明の連絡を受けたのは1日午後7時半過ぎ。緊急会見のわずか2時間前だった。2人の関係からすれば水くさいものだ。
驚いた森氏は「待て。慌てるな。これから官邸に行く。話し合おう」と電話口で食い下がった。
首相はきっぱり拒否した。「来なくていいですよ。もう遅い。記者会見をすでにセットしたから」 (毎日新聞

森の時代が終わった。思えば小渕が死んだ時から、ずっと自民党の影に君臨し続けたわけだけど、ちゃんとその終焉まで用意されているとは、さすがだと思った。操り人形だと思ってた総理大臣に、そっぽを向かれて去れらてしまうなんて情けない終わり方は、並大抵の悪役じゃできない。
町村派が総裁候補を出さずに総裁選を自主投票とするというのも、象徴的だなと思う。森にそれだけの力は無いってことなんだなと。
それでもなお麻生太郎閣下支持に回る、勝ち馬に乗ろうとする森氏のバカ根性にはもう平伏するしかない。