実存主義の目覚め

http://d.hatena.ne.jp/murakaminyugyo/20070628マコウェーブ研究所R
でもまぁ、このことは恋愛経験云々に限らない、って気もする。
大学時代は確かに世間から指を指されて笑われるようなアイドルヲタクな生活を送っていたけれど、そしてその結果、4年間彼女も出来なかったし、その上ロクな就職もできずに公務員試験の浪人生になっちまった自分だけど、でもあのアイドルヲタクだった頃の生活が自分にとって負の意味しか持たないとしたら、救われなさすぎる。あの1年は決してムダなんかじゃなかった、今の自分にとって必要不可欠な時期だった、と「思いたい」。
常日頃思うのは、「あの時ああしていれば・・・」って考えたところで、実際に「ああして」いたとしても、結局それはその場合で「あの時ああしていれば・・・」って後悔していたんだろうな、と。で、それは結局無限に連鎖してしまって意味が無い。
だから、今の自分がどういう因果に基づいてここにいるのであれ、その今の自分を「受け入れる」ことが必要なんじゃないか。言い換えれば、仮定法過去や仮定法過去完了は禁句なんじゃないか、と。
確かに今、ここに自分は居る。それは否定しようが無いし変更しようがない。その実感を噛み締めながら生きて生きたい。って、こういうのが、実存主義哲学ってやつなんだろうな。